教師の指導力が上がる心理学

教師の指導力が上がる心理学

これを読んでくださる方が教師を目指している方、または現役で教員をしている方だと本当に嬉しいです。

実は日本の教師は世界で一番働いています。一月の残業時間で言えば114時間を超え、つまりバリバリ働く広告マンの二倍以上も働いていると言う事です。

ですがそんなにも身を削って働く教師に対する世の中の反応はどうでしょうか?

教師の質が落ちているだの、教師のスキルによって子どもの良し悪しが決まるだのと言いたい放題です。

そんな不平や不満を言いふらす忍耐力のない人こそ教師に着いて1週間も持たないでしょう。

非常識な残業時間に加えブラック教員、モンスターペアレント、多くの学校問題を抱えながらでも子供達のために働いている教師という仕事をしている人たちに、私は尊敬の眼差しを持っています。

私が教師を目指したのはそんな理由でした。私自身がいい教師になりたいと思って調べた内容が誰かのためになりますように。

メンタリストであれ

教育と心理学を題材に話していきますが、というと『スピリチュアル?』と思った方も多いのではないでしょうか。

あなたの未来を言い当てるようなそんな非現実的な内容をお話しする気はこれっぽっちもありません。

もし何もしないで教師の能力が上がるようなそんな情報を求めていたら、ここでは期待に添えないので他の情報を当たってみてください。

きっとそんな人にフィットした情報があるはずです。

あなたがメンタリストと聞いてどんな人を想像するでしょうか?

何か不思議なパワーを持った特別な、怪しい人間を想像する人も多いと思います。

実は超能力や霊能力を持って他人をコントロールする存在ではないのです。

むしろ人と心を通わせていい人間関係が築ける能力を持った人の事をメンタリストと呼びます。

一回背伸びをした教師

私が学生の頃、授業中眠くなってうとうとしていました。

私だけではなくクラスの雰囲気が全体的にだらだらしたところで二種類の教師がいることに気づきました。

ほとんどの先生が『居眠りしないように!』と言って生徒を起こそうとします。

しかし当時の数学の教師は『一回背伸びをしようか。』とだけ言って自分自身が大きく背伸びをしたのです。

当然子どもたちも先生の真似をします。すると背筋が伸びてなんだかストレスが取れた気分になり、また授業に集中するようになったのです。

この教師は『授業に集中するように!』とは言っていません。ただ背伸びを一回したのです。

結果、私たちのクラスは再び授業に集中することができたのです。

ここで重要なことは言われたからでなく私たち生徒自身の意思で授業に集中した事です。

そんな仕掛けを紹介していこうと思います。

コミュニケーションにおいて言語はさほど必要ない?

実際に教壇に立って指導をしているときに口では『はい』と言いながら目をそらしたり下を向いたりする。

または普段表情豊かな子が急に黙ってしまったり、子供達はある種のサインを頻繁に出してきます。

教師をやっている方であればこんな経験をしたことは多々あるのではないでしょうか?

実は人間が相手に何かを伝えよううとしているときに、言語が占める割合はたったの7%なのです。

残りの93%はジェスチャーや声のトーである非言語での伝達情報だったのです。

情報を引き出す環境を作り出す

それではあなたが子どもとより良いコミュニケーションを築くにはどんな事をしますか?

まず非言語での情報が欲しいのであればそれを生み出しやすい環境を作っていきます。

狭いところより広い方がジェスチャーは撮りやすくなります。発言しても否定されることがなければ子供達はどんどん表現豊かになっていくでしょう。

そうした意味で言えば授業中起立してものを発表することや前に呼び出したりすることは子どもの動きを引き出し、読み取る情報を多く引き出す合理的な行為なのだなと思います。

まとめ

人と接する仕事、とりわけ子どもと接する教育現場ではアクティブラーニングが提唱されているように彼らの能動的な部分を引き出してあげることが重要になってきます。

ここに関しては少しでも難しさを感じたことがある方が多いのではないでしょうか。

そんな方に少しでも役に立てるような心理学の知識をお話しできればいいなと思っています。

忙しい中でも子どもたちのために全力で働く方の力になれれば幸いです。