自動車保険はリスク細分型が主流

自動車保険はリスク細分型が主流

テレビCMでもよく耳にする「リスク細分型」保険。リスク細分型とはなにか。その他、ファミリーバイク特約や対人賠償のことなど。

リスク細分型

保険の種類で「リスク細分型」というのは聞いたことがあるでしょうか。特に自動車保険では主流になりつつあります。

ここで言うリスクとは事故の確率や損害額などのことで、保険料算出の根拠とも言えます。そのリスクを細かく分けて保険料を決めるのがリスク細分型保険です。

このシステムで、人によって状況や環境などが異なるのに保険料は大して変わらないという、保険の欠点を無くしたといっていいでしょう。

例えば、年齢によって事故の確率が異なるので保険料も異なる、これは今では当たり前の考え方ですが、昔は大して保険料の差が無かったそうです。

年齢の他にも、運転歴や走行距離、自動車の性能など考えられるリスクを細分化し、基本的な補償に対する保険料は最低限に、そのうえで自分に合った特約を加えていくという自動車保険です。

基本補償の部分は保険料も抑えている分、補償も最低限なのですが、あとは自身のライフスタイルに合った特約を付けていく保険、というイメージですね。

特約を多くすると保険料が高くなると感じるかもしれませんが、基本的な補償の部分が抑えてあるので、それほど高額にはならないわけです。

ファミリーバイク特約

自動車保険にはファミリーバイク特約という、125cc以下のバイクに対し補償を受けられる特約があります。

よく、マイカーも所有しているが、近隣への移動はいわゆる原付を利用しているという方もいます。

もちろんバイクも自動車保険に加入するのが望ましいですが、マイカーとバイクそれぞれに保険を掛けるとなると、経済的負担は増すこととなります。

ファミリーバイク特約は、そのような方に少しでも負担が減るようにと考えられた特約。

ご自身の加入している自動車保険に、別にバイクの保険に加入しなくとも補償が受けられる特約です。

当然、自動車とバイク別々に加入するより安く済みますし、別々に加入したのとほぼ同等の補償を受けられるとのこと。

ただし、大抵のファミリーバイク特約は、相手に対する補償はあるのですが、ご自身に対する補償は行われないそうです。

もし、自分にも補償を適用したかったら、人身傷害保険のある特約にする、などの手段があります。

対人賠償保険

自動車保険の最大のメリットともされる対人賠償。強制保険、いわゆる自賠責保険にも対人賠償はありますが、限度額は3000万円です。

対して、任意保険の対人賠償は無制限が当たり前となってきてますね。

交通事故により相手にけがを負わせてしまった場合、重傷だったら3000万円を超えるケースは珍しくないと聞きます。ましてや死亡させてしまった場合は、限度額をはるかに超える額を請求されることになります。

もし、自賠責にしか加入していない場合は目も当てられない事態になるのは容易に想像できます。

自動車保険の対人賠償額を無制限にしておけば、最悪の事態に備えることが出来ます。

また、対物賠償も無制限にする方が多いとのこと。例えば商店の建築物に衝突して、その修理代や利益保証で億単位の請求の例もあるらしいですから。

建物に突っ込むなんてありえないと思うかもしれませんが、近年ではブレーキとアクセルを踏み間違え、とんでもないところへ衝突、なんて報道も珍しくなくなりました。

筆者も思います。

「他人事ではありません」